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| 今年の4月、H.O.G.の山形チャプターに所属するメンバー8名は、自分達だけで企画を立てて、オリジ |
| ナルのアメリカ・ツーリングを敢行した。お仕着せのツアーではない。が、それゆえに出発までの数ヶ月は |
| 何度もミーティングを重ね、不安と期待の中で、その日がくるのを心待ちに待った。そして出発。 |
| 行程は7泊9日。今年の山形は例年にない大雪に見舞われ、春の声を聞いても雪がなかなか消えなか |
| ったので、このアメリカ・ツーリングが今年の走り始めというメンバーが殆どだった。 |
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| ロサンゼルスからルート66を巡り、グランドキャニオンを見つつ、ラスベガスへ。そして再びロサンゼルス |
| に戻るという、全行程約1500マイル(約2400キロ!)のルートだ。アメリカを走ると直線が多いせいか、 |
| 日本よりも断然長い距離をこなせるというのが、米国ツーリング体験者の共通した感想だが、それにして |
| も、なかなか走り応えのある距離だった。 |
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| この旅のクライマックスはグランドキャニオンでの出来事だろう。グランドキャニオンのゲートウェイであ |
| るウィリアムスという街に到着した一行。今年の春はアメリカも異常気象らしく、雪でも降りそうな予想外 |
| の寒さにビックリした。モーテルのフロントで「明日、ハーレーで日の出を見に行きたいが、大丈夫?」と |
| 聞くと「問題ない雪なんか降りっこないよ」と笑われた。お前を信用するからなと翌日起きてみたら、雪・・・。 |
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| 「路面に積もってないから大丈夫」と、同行したスタッフの佐藤さんが言うので、あなたを信用するからね、 |
| と出発したら雪はやむどころか、激しくなった・・・。結局バイクでグランドキャニオンに向かうのを断念し、 |
| 車で向かうことに。レイン・ウェアを着て、雪で疲れたライダー達で埋まる車内は、スキー・ツアーの |
| バスのようだった。さすがの山形県人も雪の中でハーレーを走らせてはいなかった・・・。 |
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| その後、日も昇り路面の雪も解け、バイクを取り戻して、グランドキャニオンにもご対面出来たのだが、 |
| この先のルートを国立公園のレンジャーに相談すると、「こっちのルートに行けば標高が下がるから、 |
| 暑いくらいになる」と言われて、アナタこそ信用していいよね、とその道をたどったらまた雪に・・・。 |
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| しかし、その後は順調にコースをトレースし、ネイティブ・アメリカンと出会ったり、ラスベガスを楽しんだり |
| で、ロサンゼルスに再び帰って来た時には「また来よう!」と誰もが思う旅になっていた。 |
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